ペップトーク ロゴ

ビジネス現場で
部下の育成チームビルディングに

一般財団法人 日本ペップトーク普及協会
ペップトーク ロゴ

教育現場で子供の自己肯定感を上げ
やる気を引き出す魔法の言葉がけ

一般財団法人 日本ペップトーク普及協会
ペップトーク ロゴ

スポーツの現場で選手のモチベーションを上げて
パフォーマンスアップ

一般財団法人 日本ペップトーク普及協会

    タイプの違いによって変わる言葉がけ

    今日のテーマは

     

    【タイプの違いによって変わる言葉がけ】

     

    です。

     

    コロナウィルスに関連して

    大変な思いをされている方が

    たくさんいらっしゃると思います。

    そのお一人お一人に心よりお見舞い申し上げます。

     

    ………………………………………………………………………

     

    「頑張ってない生徒、明らかに怠けてサボっている

    生徒などに頑張れと言うのはどうでしょうか?

     

    前提が頑張っている人というのがペップトークに

    多いと思いますが、なかなか現実はそうではなくて、

    中には頑張れない人が存在します。

     

    サボって頑張らない生徒に対して、

    いいところを探して褒めることは

    今のままでも良いのだと子供に

    思わせることにはなりませんか?

    ご教授いただけますと幸いです。」

     

    というご質問に対して2回にわたって

    回答させて頂いてきましたが今日は

    いよいよ最終回になります。

    子供のやる気の引き出し方というテーマで

    書かせて頂きますね.

     

     

    前々回のメルマガでは目的やゴールの共有が

    大切と書かせていただきました。

    指導者、上司などの指導的立場にある人と

    選手、子供、部下などの立場の人が

    お互いにとって納得感のある目標、

    ゴール設定をし、共有しましょうということでした。

     

    このシリーズ

    1回目 その言葉は相手を励ます言葉になっているのか?

     

    2回目 頑張らない生徒にペップトーク

     

    3回目 相手を承認する言葉のかけかた

     

     

    ところが中には目標やゴール設定という

    ものに対して

    ・価値を感じることができない

    ・ゴール設定をされてもモチベーションが上がらない

    ・むしろ設定されることでモチベーションが下がる

    こんな方もいらっしゃると思います。

    小さなお子様なども目標やゴールと言われても

    ピンとこないかもしれませんね。

     

     

    セルフペップトークセミナーでは

    『ビジョン型』と『価値観型』と言う概念を

    お伝えさせて頂いております。

     

     

    ビジョン型というのは将来のビジョンや

    ゴールを設定することでモチベーションが上がり

    そこに向かって進んでいくことができるタイプ。

     

     

    価値観型は「いつもこうありたい」

    「これを大事にその時その時を過ごしたい」

    というタイプの人。

     

     

    例えばスポーツの場合だと

    野球選手がメジャーリーガーになって年俸10億円稼ぐとか

    オリンピックに出て金メダルを取るとか

    こういう目標を立てるとやる気が増すような人は

    ビジョン型だと言えます。

     

     

    逆にファンが自分のプレイを見て喜んでくれる事や

    活躍することで両親や恩師に恩返しをしたい。

    このような事がモチベーションアップに繋がる人は

    価値観型だと言えます。

     

     

    このように価値観型とビジョン型という2つのタイプが

    ありますがどちらの方が優れているというものではありません。

     

     

    また、価値観型とビジョン型はどちらかが10で 

    どちらかが0というものでもありません。

    7:3とか2:8などのようにどちらかの傾向が強い

    という場合や、仕事ではビジョン型の傾向が強いけど

    プライベートでは価値観型の傾向が強いとか

    若い頃はビジョン型だったけど年を重ねて

    価値観型の割合が強くなったなど様々です。

     

     

    大切なのは自分や相手がどちらの傾向が強いのかを知り

    それに応じたコミュニケーションをとることです。

     

     

    例えば指導者、選手共にビジョン型の場合

    「お前はメジャーに行って10億稼ぐ選手に

    なるんだろう!もっと集中して練習しろ!」

    「はい、頑張ります!」

    となりやすいですが

    指導者がビジョン型、選手が価値観型の場合は

    選手にこの言葉は響きません。

    「活躍してご両親に喜んでもらえるようもっと頑張ろう!」

    このように言われたら

    「はい!頑張ります!」となりやすいです。

     

     

     

    このようにやる気の源が違う両者が

    コミュニケーションを取る場合には

    自分のタイプの価値観を押し付けるのではなく

    相手に合わせた言葉を選ぶ必要があります。

     

     

    あなたはどちらの傾向が強いですか?

    あなたがコミュニケーションをとる相手は

    どちらの傾向が強いでしょうか?

     

    それを知ることが自分にとっても相手にとっても

    良いコミュニケーションにつながります。

    良かったら考えてみてくださいね。

     

     

    ここまでビジョン型、価値観型という観点での

    やる気の引き出し方について書かせていただきました。

    今日が最後と冒頭で書かせていただきましたが

    もう1つお伝えしたいことが出てきました。

     

    次は『認める・褒める・喜ぶ』

    という観点で相手のやる気を引き出す方法について

    また次回にお伝えさせて下さい。

     

     

    今日も最後までお読み下さりありがとうございました。

     

    ペップトーク普及協会ではペップトークについて

    もっと学んでみたい、使いこなせるようになりたい

    という方に向けての講演会やセミナーを開催しております。

     

    「どんなセミナーをしているの?」という方はこちら

     

    「講演会、セミナーに申し込みたい」という方はこちらから

    お願い致します。