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    頑張らない生徒にペップトーク

     

    今日のテーマは

     

    【頑張らない生徒にペップトーク】

     

    です。

     

    コロナウィルスに関連して

    大変な思いをされている方が

    たくさんいらっしゃると思います。

    そのお一人お一人に心よりお見舞い申し上げます。

     

     

     

    このブログを読んで下さったある指導者の方から

     

    「頑張ってない生徒、明らかに怠けてサボっている

    生徒などに頑張れと言うのはどうでしょうか?

     

    前提が頑張っている人というのがペップトークに

    多いと思いますが、なかなか現実はそうではなくて、

    中には頑張れない人が存在します。

     

    サボって頑張らない生徒に対して、

    いいところを探して褒めることは

    今のままでも良いのだと子供に

    思わせることにはなりませんか?

    ご教授いただけますと幸いです。」

     

     

    このような質問をいただきました。

    ご質問いただきありがとうございます。

     

    わざわざメールで質問をくださった方は

    真剣に生徒さんと向き合っておられる

    素晴らしい指導者様だと思いました。

     

     

     

    さて、あなたならこのような場合

    どのように考えますか?

     

     

     

    このご質問にはいくつかの要素に分けて

    回答させていただく必要があります。

    まずそれを整理させていただきますね。

     

    1、ペップトークはどんな時に使うの?

     

    2、承認と否定(承認のピラミッド)

     

    3、やる気の引き出し方

     

     

    このように3つに分かれるかと思います。

     

    1つずつ説明させていただきますね。

     

     

    1、ペップトークはどんな時に使うの?

    厳密にいうと『ペップトーク』とは試合や本番の前に

    選手に前向きな心の状態を作ってもらい

    成功のイメージを描いてもらうために行う

    激励のショートスピーチの事を指します。

     

     

    映画やドラマで試合前、監督などの指導者が

    が選手を集めてスピーチをする。

    それを聞いて選手のモチベーションが上がったり

    やる気が引き出されるというシーンをご覧に

    なったことはありませんか?

    あれが典型的なペップトークです。

     

     

    本番前なのでここではネガティブな表現や

    後ろ向きな言葉は使いません。

     

     

    指導者は本番前の選手の気持ちを汲み取り

    置かれている状況や感情をプラスに変換します。

    そして今あるものでベストを尽くせるよう

    背中の一押しとなる言葉を考え、伝えるのです。

     

     

    そして試合が終わった後に行うのは

    『ポストコンペティショントーク』です。

    ここでは結果に基づき良かった点、改善点を

    洗い出し伝えます。

    選手、チームの成長の為にできていなかった事や

    改善点の指摘をする必要がありますが、

    相手の人格を否定することとは違います。

    相手に敬意を持って、相手が受け入れやすい

    伝え方をする事が大切です。

     

     

    本番が終わり、日常的な関わりの中で行われるのは

    『モチベーショナルトーク』です。

    こちらは、出てきた課題に対し前向きに取り組んで

    いけるよう目的を伝え課題克服のための具体的な

    行動を促す言葉がけをしていきます。

    (詳しくはゴールペップトークセミナーの中で

    お伝えさせていただいております。)

     

     

    このように試合や本番を中心として

    前:ペップトーク

    後:ポストコンペティショントーク

    試合までの期間:モチベーショナルトーク

    の3つに分かれています。

     

     

    ただ、いずれの場合も目指すゴール、目標があって

    そこに到達するにあたっての言葉がけであること

    は共通しています。

    ですから目指す姿を明確に示し、共有できている

    事は大切です。

     

     

    前置きが長くなりましたが

    ご質問いただいたケースでは

    モチベーショナルトーク、もしくは

    ポストコンペティショントークが相当する

    のではと思います。

    そこで、先ほどの目指す姿の共有ですが

    ここで更に大切なのが

    「お互いが納得したゴール」が共有できているか?

     

     

    これはビジネスの現場などでも良くある事なのですが

    会社や上司から押し付けられた納得感のない

    目標に対しては内側からのやる気は

    湧いてきにくいです。

     

     

    あなたも経験はないでしょうか?

    指導者や上司から与えられた目標などに疑問を

    感じているような時

    「なんでそんな事しなくちゃいけないんだよ!。」

    という心理状態で嫌々「こなしている」だけといったこと。

     

     

    モチベーションが低い状態なので楽しくないし

    パフォーマンスも上がりません。

     

     

     

    そのような場合は

    「なんのためにそれを成し遂げるのか?」

    「成し遂げることで得たいものな何なのか?」

    という『目的』の共有からされることを

    おすすめします。

     

     

    例えば仕事の場合

    「目標達成することで家族を養う為の給料を得る。」

    というのは一般的に出てくることかと思います。

    当然これも必要ですし大切なことです。

     

    しかし事実はそれだけではありません。

     

    給料を得るというのは単に家にお金を入れるという

    ことだけではないですよね。

    それがある事で家族が安心して暮らせるとか

    旅行や遊びに行く事で家族の笑顔を見る事ができて

    家族の笑顔を見る事で幸せを感じる事ができる

    など沢山の体験と感情を味わう事ができます。

     

     

    また貢献するのは家族だけでなく目標達成することで

    同僚や部下、会社に対して貢献できています。

    意識されている方は少ないかもしれませんが

    取引先や地域、国にも貢献しているのです。

     

    これが事実です。

     

     

    では、あなたが指導者や上司の立場だとしたら

    選手、子供、部下とお互いにとって

    納得感のある目標、ゴールはどんなものでしょう?

     

     

    その目的は何だと思われますか?

     

     

    もしそれらが共有できていないのであれば

    そこの話し合い、ミーティングから

    始められてはいかがでしょうか?

     

     

    少々長くなったので続きは次回以降に紹介させてください。

    1を実践して2、3についても行う事で更に

    モチベーションを上げる事につながりますので

    楽しみにしていただければ嬉しいです。

     

     

    今日も最後までお読み下さりありがとうございました。

     

     

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