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一般財団法人 日本ペップトーク普及協会
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教育現場で子供の自己肯定感を上げ
やる気を引き出す魔法の言葉がけ

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スポーツの現場で選手のモチベーションを上げて
パフォーマンスアップ

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    沈んだ表情の女子中学生がパッと笑顔になったわけ

    先日ある中学女子ソフトボール部の子供たちと親御さんに

    ペップトークの講演をさせていただいた時のお話です。

     

     その講演会では中学生にもわかりやすいように

    話を聞いてもらうだけでなくワークも取り入れました。

    そのワークはまず1分間で自分の良い所を紙に書き出す

    というところからスタート。

     

     「自分で思う自分の良いと思う所を1分間で書き出してくださーい。」

    子供達は普段あまり聞かれない事に

    「えー!何だろう?」「そんなのあるかなぁ。」

    と言いながらも後は黙々と考えながら書いてくれていました。

     

     そんな中、ある一人の女子中学生。

    彼女だけは「そんなのない・・・。」と一言つぶやいてから

    1分間プリントをじっと眺めていたのです

    その表情は困ったような、悲しいようななんとも言えない

    表情でした。

     

     1分間ののち、皆には内容は別として自分の良い所が

    何個出てきたのかを尋ねます。

    「4個。」「5個!」「3個。」

    自分の数を笑いながら発表する子、おどけながら発表する子がいる中

    先ほどの彼女は暗い表情で「1個。」と発表してくれました。

     

     ワークは続きます。。

    今度は4人1組になってもらいます。

    そしてその中の1人の「良いと思うところ」を他の3人が順番に伝える

    という事を3回するのです。

    すると言われる子供は他の3人から合計9回自分の良いところを言って

    もらうのです。

     

     この時のルールは

    「私は○○ちゃんは、とてもまじめな人だと思います。」

    「ありがとうございます!」という感じで

    言う側は相手の名前を呼んで、「私はそう思う」とIメッセージで

    伝えること。

    言われた人は必ず「ありがとうございます。」と相手からのメッセージを

    受け取るということ。

     

     これも普段なかなかする事のないコミュニケーションなので

    言う方も言われるほうも照れながら、でも笑顔で楽しそうに

    ワークが進んでいきます。

     

     そしていよいよ自分の良いと思う所が1個だった彼女が言われる番です

    「私はAちゃんはとても努力家だと思います。」

    「ありがとうございます。」

    最初はとまどったように小さなありがとうでした。

    でも2週目あたりから段々表情がゆるみ、声も大きくなり

    最後は満面の笑みで「ありがとうございます!」

    と言っていました。

     

     ワークはまだ続きます。

    ここからもう一度1分間で自分の良い所を紙に書き出すことをしてもらいます。

    1分間ののちにまた「新たに何個出てきましたか?」

    と聞くと必ず3~5個は増えています。

    1個だった彼女も「5個!」とひまわりのような笑顔で答えてくれました。

     

     そこからの彼女は目を輝かせ、うなずきながら僕の話を

    一生懸命聞いてくれていました。

     

     終わった時には全員が自分の良い所を他の3人から9個言ってもらえる

    というこのワーク。

    これにより自分では思ってもいなかった自分の良い所を教えてもらえる。

    その結果彼女たちの「自己肯定感」が上がったのです。

     

     

    このように相手の良い所を伝えることで相手の自己肯定感を上げる

    ことができます。

    そして伝えた人、伝えられた人の人間関係も良くなりチームビルディング

    にも役立ちます。

     

     あなたも周りの人に良いところを伝え

    相手の自己肯定感を上げられる人になりませんか?

     

     今回登場したワーク、ペップトークセミナーの中では

    さらに濃く深い内容で行っています。

     

    相手の自己肯定感を上げる自分の自己肯定感が上る体験をしに来られませんか?