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    コロナ対策としてもしてほしい事を伝える

    今日のテーマは

     

    【コロナ対策としてもしてほしい事を伝える】

     

    です。

     

    今回のコロナウィルスに関連して

    大変な思いをされている方が

    たくさんいらっしゃると思います。

    そのお一人お一人に心よりお見舞い申し上げます。

     

     

     

    緊急事態宣言を受けて全国的に

    不要不急の外出は控えるようにとの要請が出されています。

    そんな中、《StayHome》や《StayHome週間》

    という言葉を目にするようになりました。

     

    直訳すると《家にいる》ということなのですが

    多くの方は《家で過ごしましょう》

    などと理解されているのではないでしょうか?

     

     

    実はこの言葉がけがとても優れていて、

    ペップトークでお伝えしている

    【してほしい変換】にも通じる伝え方なのです。

     

     

    私たちは他者にしてほしくない事を伝えるときや

    禁止事項を伝えるときに「○○してはダメ!」とか

    「△△しないでね。」といった伝え方をしてしまいます。

     

    例えば

    「騒いじゃダメ!。」

    「廊下を走らないでね。」

    といった伝え方です。

     

    日本語の特性という部分もあるのですが

    このような伝え方をされると相手の頭に残るのは

    最初に伝えられた

    「騒ぐ」「廊下を走る」

    という言葉になります。

     

     

    いくら後からそれらを「しないで」と付け加えても

    脳内では一旦入った言葉を消すことはできません。

     

     

    例えば

    「梅干しを想像しないで。」

    と言われても脳内にはその映像や画像が浮かんでしまいます。

     

     

    更には人によっては唾液が湧きだすという

    身体の反応まで引き起こしてしまいまうのです。

    いくら「想像しないで。」

    と打消しの言葉をいれてもこの反応を止める事はできません。

     

     

    ですから相手にしてほしくない事や

    禁止事項を伝える時にはしてほしい事を

    そのまま伝えるというのが理想になります。

    更には相手にしてほしい行動をより具体的に

    お伝えすることができると理想的です。

     

     

    前述の例では

    「静かにして過ごそうね。」

    「廊下ではゆっくり歩いてね。」

    など。

     

     

    このような伝え方をする事で相手は

    躊躇なく行動をすることができます。

    ですから「StayHome」はまさに

    そのような伝え方になっているのです。

     

     

    こちらも「家では楽しんで過ごしましょう。」

    などにすると更に明確になり

    「じゃあ家で楽しむためには何をしたらいいのだろう?」

    という相手の脳への良い刺激にもなります。

     

     

    何かと制約が多い日々ですが「〇〇してはダメ!」

    より

    「〇〇しましょう!」

    の伝え方を是非考えてみてくださいね。

     

     

    今日も最後まで読んで下さりありがとうございました。