今日のテーマは
【ペップな漫才?】
です。
今年も残すところあと数日となりました。
慌ただしい日々をお過ごしかと思いますが
どうぞ体調にはお気をつけて大晦日をお迎えくださいね。
ところであなたはM1グランプリはご覧になりましたか?
今や年末恒例の番組となった感のあるM1ですが
今年も面白かったですね。
複数の審査員の方が言っていたように
とてもレベルが高くおおいに笑わせていただきました。
その中で決勝に残ったコンビのスタイルが
ペップトーカーとして気になりました。
まずは優勝したミルクボーイ。
とても面白いネタでしたが僕はツッコミの方の
聴き方がとても気になりました。
それは常に相手の話を聞こうとする姿勢。
「という事はコーンフレークではないなー。
じゃあ他に何か言ってなかったかもう少し教えて?」
という風に相手を尊重し耳を傾けようとする姿勢が
ツッコミとしてはとても優しくて
聞いていてほっとする感じがしました。
そしてもう1組、ぺこぱというコンビ。
こちらはノリツッコまないボケと評していた
審査員さんもいましたがとても斬新な形の漫才でした。
漫才でのツッコミといえば「何言うてるねん!」
「そんな訳ないやろ!」と言わば相手を
否定するのが定番ですが、このコンビは
ツッコミがボケを否定せず受け入れる。
![](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/dimension=169x10000:format=jpg/path/s0f4b9e0718296bf5/image/i4462731dbb389382/version/1577242171/image.jpg)
タクシーの運転手がお客さんを乗せているにもかかわらず
車を止めて寝ようとした時「寝たらダメだろう!」
ではなく「休憩は大切だ。」と受け入れ
とらえ方変換をする。
終始このようなスタイルでとてもペップトーク的な
漫才だと感じました。
漫才としてもツッコむのかと思いきや
ツッコまないのが面白い!
大阪人としては是非日常的に取り入れたい!(笑)
今回のM1は笑わせてもらいながらも
後で清々しい気分にもなれるという
とても新鮮な体験でした。
このようなスタイルのコンビが決勝3組のうち2組
残ったという事は今の世の中が求めているものが
反映されたのかなぁと思いました。
年末を気持ちの良い笑いで締めくくらせて
いただきありがとうございました。
忙しい年末もあと数日。
ペップな笑いで乗り切りましょう!