今日のテーマは
【人の「良いところ」の見つけ方】
です。
コロナウィルスに関連して
大変な思いをされている方が
たくさんいらっしゃると思います。
そのお一人お一人に心よりお見舞い申し上げます。
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前回は「相手の良い所を自分から伝えて行きましょう。」
ということで承認のピラミッドを例に
相手の良いところを見つける方法を書かせていただきました。
今回は別の視点で相手の良いところを見つける方法について
書かせていただきますね。
今回お伝えする視点は『ランドルト環』です。
ランドルト環?何それ?
という方がほとんどだと思いますが
ランドルト環とは視力検査の時によく見るCの字の事です。
![](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/dimension=208x10000:format=jpg/path/s0f4b9e0718296bf5/image/if4950a46e7747820/version/1613352729/image.jpg)
どういう事かと言うと
私たちはあれを見た時に隙間の空いている方向を
検査している人に伝えますよね。
「右」とか「下」とか。
黒い部分の途切れている部分
欠けている部分を見て伝えています。
実は私たちは人を見る時にもその人の欠けている所
できていない所、不完全な部分に目が向き
そこを指摘する癖がついている事が多いのです。
あなたはいかがでしょうか?
かつての僕は周りの人のできていないところ
不完全なところにばかり目が向いて
それを批判することばかりしていました。
特に子どもに対しては
「なんでこのくらいの事ができないだ!」
「ここがお前のダメなところなんだ!」
と責める言葉がけばかりしていました。
できていないところ。ダメなところを見つける「目」は
指導的立場にある人にとっては大切です。
なぜなら相手に良くなってほしい!
この人ならもっとできるはず!
そういう想いがあるからこそ、それを見つけて伝えるのですよね?
そういった想いを持っている人だからこそ
それを伝える方法や順番を大事にしていただきたい。
例えばあなたが親や上司から
「君はここもできてないし、あれもできていない。
もっと頑張れよ!」
と言われるのと
「君は〇〇ができているし、△△は素晴らしいよね。
そこに××ができたらもっと良くなるよ。
だから頑張れ!」
このように言われるのとどちらがやる気がでるでしょうか?
自分の事をちゃんと理解してくれている
自分を認めてくれている
という事が伝わる後者のほうがやる気が出るのでは
ないでしょうか?
冒頭で紹介させていただいたランドルト環の
黒い部分=「既にできているところ」、
「その人が持っているもの。」として先に伝える。
その上で、できていないところや欠けているところは
「改善点」「伸びしろ」として伝える。
![](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/dimension=442x10000:format=jpg/path/s0f4b9e0718296bf5/image/if46e4e890c902fa3/version/1613352912/image.jpg)
これが後者の伝え方、
相手のやる気を引き出す伝え方なのです。
相手の良くないところが目についた時や
この人に頑張ってほしいと思う相手には
ぜひ「ランドルト環」を思い出していただき
《黒い部分=できているところ》を伝える。
欠けているところは「改善点」「伸びしろ」
として伝えることを意識してみて下さいね。
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今日も最後まで読んで下さりありがとうございました。