今日のテーマは
【人を励ます方法を学んだことがありますか?】
です。
全国高校野球選手権大会がいよいよ始まりましたね。
毎日暑い中素晴らしい熱戦が繰り広げられています。
ペップトーク 講師としては監督さんが
選手にどのような声かけをしているのかが
とても気になります。
それともう一つ気になるのは選手を
応援する応援団の皆さん。
日陰もない炎天下のなかでの声を振り絞って
応援する姿に感動をいただいていますが
どうか熱中症には気をつけていただきたいです。
この応援に選手の皆さんはどれだけ力
をもらえることでしょう。
選手、チームスタッフの皆さん、
応援団の皆さんも本当にご苦労様です。
高校野球に限らず皆さんは日常的に
誰かの応援や励ます事をされていると思います。
会社の部下、同僚、パートナー、子供、
友達、そして自分自身。
ところであなたはその
「人を応援する、励ます方法」
をどこがで学ばれた事はあるでしょうか?
僕の個人的な経験だと幼稚園や小学生の運動会の時に
「みんなで声を合わせて応援する」
というのは先生から教わった気がします。
でもそれ以外に学んだという記憶はありません。
あなたはいかがですか?
そうなんです。
私達は人を応援する、励ます方法は
ほとんど学んだ事は無いのです。
では私達がしている応援、励ましは
どこで学んだものなのでしょう?
多くの場合、それまでに自分がされてきた
方法を周りの人にもしているのでは
ないでしょうか?
そこで考えていただきたいのが
あなたが誰かから応援されたり
励まされたりした時。
それがものすごく力になった時と
そうでもなかった時、
もしかしたら逆効果だった経験はないでしょうか?
僕は仕事に追われてとても忙しい時に
「頑張れ!」と言われてとてもプレッシャーに
感じて気が滅入った経験があります。
逆にマラソン大会中、上り坂で苦しんでいる時に
「頑張って!」と沿道から友達の励ましてもらい
ものすごく力が湧いた経験があります。
同じ「頑張れ!」なのにどうしてこんなに
効果が変わってくるのでしょうか?
僕場合、どのくらいの仕事を抱え大変な
状況にあるのかを知らない人から言われても
応援の言葉としては響きませんでした。
逆に友人はマラソン大会に出るまでの練習の
過程を知ってくれていたので僕の苦しさを
わかってくれている。その上での
「(今苦しいよな、辛いよな。でももう少しだから)
頑張れ!」
という風に受け止められた。
また、あるアスリートが
「私は頑張ってと言われるのが嫌いです。
こんなに頑張ってるのにこれ以上ムリ!
と思ってしまうから。」
と話しているのを聞いた事があります。
人を励ますって難しいですよね。
実は人を応援する、励ますのには法則があります。
その1つが
「相手の置かれている状況や相手の気持ちを受け止める」
という事。
これ、ほとんどの方は知らない事です。
だからどうするのか?
それは
「自分の過去の経験からの、自分なりの応援、励ましをする。」
自分が仕事を沢山抱えて苦しんでいる時に
「頑張れ!」
と言われて力が出た人は他人にも同じような
応援をします。
でも相手がそれでは力が出ない、
むしろやる気をなくす人だと勿体ないと思いませんか?
言った人は応援しているつもりなのに
相手は逆に受け取ってる。
残念な話です。
ペップトークセミナー、講演会では
相手の置かれている状況にマッチした応援、
励ましの仕方をお伝えしています。
もしあなたに本気で応援したい人がいるのであれば
お近くで開催されているセミナー、講演会に是非お越しください!