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    いっぱいいっぱいな人にかけるペップトーク

    今日のテーマは

     

    【いっぱいいっぱいな人にかける言葉】

     

    です。

     

    めちゃくちゃ忙しくてイライラしている!

     

    入試を控えてピリピリしている。

     

    大事な試合前でどうして良いか

    わからないくらい緊張している。

     

     

    相手がこんな状態の時に

    どんな声をかけてあげたら良いのでしょう?

     

     

    「そんなにイライラしないでよ!」

     

    「そんなにピリピリしてたら試験うまくいかないよ。」

     

    「緊張してる場合じゃないでしょ!大丈夫、大丈夫!」

     

     

    励ますつもりで、こんな言葉をかける。

    よくある事だと思います。

     

    ただ、ペップトーク的にはこれでは少し

    勿体ない言葉がけだと思うのです。

     

     

    どうしてか?

     

     

    例に挙げたような状況にある人を

     

    「いっぱい、いっぱい」

     

    と表現することがありますよね。

     

     

     

    「仕事忙しくてもう、いっぱいいっぱいだ。」

     

    「入試前で気持ちがいっぱいいっぱいなのよ!」

     

    「大事な試合前なのにいっぱいいっぱいで

    何をしたらいいのかわからない。」

     

     

    相手がこのような状態の時、もちろん励ましたり

    応援してあげたいのですがいきなり

    ポジティブな言葉をかけても相手に響かない事があります。

     

     

     

    なぜなら「いっぱいいっぱい」の状態の相手に

    それ以上の言葉は入っていきにくいから。

     

     

    ちょうどコップに水が一杯まである状態。

    それ以上に注いでも溢れるばかりの状態なのです。

     

     

    だからこのような時には前向きな言葉の前に

     

    「汲みとってあげる」

     

    事が必要になります。

     

     

    いっぱいいっぱいの相手の気持ちを汲みとってあげる。

    具体的には相手の置かれている状況や

    気持ちを受け入れて共感する言葉がけが必要なのです。

     

     

    例えば

    「仕事ご苦労様。沢山の仕事抱えて大変だよね。

    本当に良く頑張ってくれているね。」

     

     

    「入試前ってちょっとした事にでも敏感になるし

    ピリピリしちゃうよね。私もそうだったからよくわかるよ。」

     

     

    「大事な試合前で緊張しちゃうよね。

    有名な〇〇選手でも試合前には

    緊張するらしいから仕方ないよね。」

     

     

    このようにまず相手の気持ちに寄り添い、

    受容する事で相手のいっぱいいっぱいを

    汲みとります。

     

     

    そうすることで相手に安心感や余裕が生まれ

    次の言葉が入っていきやすくなるのです。

     

     

    あなたの周りに「いっぱい、いっぱい」の人がいた

    是非《寄り添い共感する言葉がけ

    を意識してあげて下さいね。

     

     

    今日も最後まで読んで下さりありがとうございました。