言われれば言われるほどやる気をなくしてしまう。
あなたにはそんな経験はないでしょうか?
「なんで言われた通りにやらないんだ!」
「あんな態度でやっていて出来るわけないだろう!」
「やる気がないなら帰れ!お前なんかやめてしまえ。」
スポーツの現場、職場、学校や家庭でもこのような言葉を
聞くことがありますし僕自身過去に言っていたこともあります
私たちははこういう言葉がけを「プッペトーク」と呼んでいます。
ペップとは反対の言葉がけなのでプッペと名付けました。
日本ペップトーク普及協会ではペップトークは
・ポジティブな言葉で
・相手の状況を受け止め
・ゴールに向かった
・短くてわかりやすく
・人をその気にさせる
・言葉がけ
と定義しています。
それに対してプッペトークは
・ネガティブな言葉で
・相手のためと言いながら
・ゴールは無視して
・延々と
・人のやる気をなくす
・説教・命令
です。
そしてペップトークのことは
「勇気づけトーク」
と呼んでいるのですがプッペトークはなんと名付けたと思われますか?
不愉快トーク
気合抜けトーク
ブラックトーク
もやもやトーク
これらは過去セミナーに参加してくださった方の意見です。
いろんなとらえ方があって良いのですが協会では
「残念トーク」と呼んでいます。
なぜ残念なのか?
それはプッペトークをしてしまっている人も多くの場合
心の中では相手を応援していて
「あなたにもっと良くなってほしい。」
「お前ならもっとできるはず。」
「相手の力をもっと引き出したい!」
心の底にはこんな思いがあるから。
冒頭の「やる気がないなら帰れ!お前なんかやめてしまえ。」
というのは僕が整骨院での修行時代に院長に言われた言葉でした。
(藤江は整骨院をしています。)
言われたとき自分は一生懸命頑張っていたので悔しくて腹が立って
「ああ、どれだけ頑張っても自分は認められないんだ・・・」
と感じました。
そのあとの仕事も半分すねながらしていた事を今でも覚えています。
ところがペップトークを学んだ今思い返してみると
院長は僕にものすごく期待をしてくれていたし
「お前ならもっとできるはず!」という思いがあったのだと
理解できます。
だから残念トーク、もったいないトークなのです。
「国家試験を控えて大変だよな。
でもそういうギリギリの状況こそ人が成長するチャンスなんだ。
お前の力はそんなものじゃない事を俺はわかっているよ。
もう1段階段を上がるために頑張ろう。
悩みがあったらいつでも聞くからな。」
例えばこんな言葉をかけられていたら気持ちは
全然変わっていただろうし、もっと頑張れたと思います。
このように相手を応援したいという気持ちがあるのに
言葉のかけかたを知らないばっかりに
相手のやる気をなくしてしまう言葉がけというのは
もったいないと思いませんか?
応援するならペップトークを心掛けたいですね。
ペップトーク普及協会では相手を応援しその気にさせる
言葉の使い方をマスターできるセミナーを全国で開催しています。
一緒に「勇気づけトーク」を学びませんか?
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