今日のテーマは
【その言葉は相手を励ます言葉になっているのか?】
です。
コロナウィルスに関連して
大変な思いをされている方が
たくさんいらっしゃると思います。
そのお一人お一人に心よりお見舞い申し上げます。
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「頑張れ!」
こう言われたらあなたはどんな気持ちになりますか?
僕は不登校だったわが子に対してなにかにつけ
「頑張れ!」と声をかけていました。
ところが
「うん・・・。」
「わかってるって。」
こちらが期待する反応とは違う覇気のない返事。
頑張ってほしいから励ましの言葉をかけているのに
なんてうちの子どもはダメなんだ・・・。と
心の中で相手を責めていました。
しかし、ペップトークを学んでから
『ダメなのは自分の言葉がけ』だった
ということがわかりました。
「頑張れ!」という言葉の意味だけで考えると
それは励ます言葉であり、前向きな言葉です。
また、こちらとしても「頑張ってもらいたい。」
という想いで言っています。
ところが子どもからすると
自分の頑張りを認めてくれていない。
自分は責められている。と感じて
「私なりに頑張っているのに。」
「これ以上どうしろって言うのよ!」
という気持ちになったそうです。
相手を励ます言葉になっていなかったのです。
辞書に載っている意味としては前向きでも
受け手によっては後ろ向きに捉えられることもある。
相手の心をポジティブにしようとかけている言葉が
ネガティブな心の状態にしてしまう事もある。
ペップトークから学んだことです。
大切なのは,今相手はどんな状況にいて
どんな気持ち(感情)になっているのかを想像し、
相手がほしい言葉は何なのか?を想像すること。
僕の場合
「そんな状況だと辛いよね。」
「〇〇(子供の名前)はできる範囲で頑張ってるよね。」
という言葉が必要だったと思います。
これを勝手に『寄り添い力』と名付けていますが
これは相手を励ます時だけでなく
普段のコミュニケーションから大切なことだなと
思っています。
自分の言葉は本当に相手を励ます言葉になっているか?
今日も言葉を発する前に考えます。
今日も最後まで読んで下さりありがとうございました。