今日のテーマは
【ありがとうは最高のペップトーク】
です。
ペップトークセミナーや講演会では
「ありがとうは最高のペップトーク」
という事をよくお伝えさせて頂いています。
「でもペップトークは人のやる気を引き出す言葉なのに
感謝を伝える言葉の《ありがとう》が
どうしてペップトークになるの?」
という疑問もあるかと思いますので
今日はそれについて書かせていただきますね。
まず「ありがとう」の使う場面について考えてみたいのですが、
あなたはどんな時に「ありがとう」を言いますか?
例えば相手が何かをしてくれた時。
A、子供がお手伝いをしてくれた。
B、会社で部下が残業して仕事を片付けてくれた。
C、サッカーの試合で自チームの選手がピンチを救う素晴らしいプレーをした。
こんな時は「ありがとう」と言いますよね。
このように私たちは〈何かをしてもらった時〉
〈相手が何かをしてくれた時〉ありがとうと言います。
これはペップトークでお伝えしている
【承認のピラミッド】
でいうところの行動承認です。
相手がしてくれた行動に対してお礼=承認をしている事になります。
では、このような場面ではどうでしょう。
A、帰宅したら子供が宿題をしていた。
B、会社で部下がミスをしたと報告してきた。
C、部員が部活の早朝練習に来た。
どうでしょうか?
これらは世間一般的には〈当たり前〉と思われる事ではないでしょうか?
宿題するのは当たり前。
ミスの報告をするのは当たり前。
練習に来るのは当たり前。
だからこれらに「ありがとう」なんて言わない。
という方が多いのではないでしょうか?
僕もペップトークを学ぶ以前はそう思っていました。
そこをペップトークではこのように考えます。
A、宿題をしてくれてありがとう。
なぜならあなたがそうやって頑張っている姿をみて
お母さんは嬉しくなったから。
B、ミスの報告をしてくれてありがとう。
なぜなら言いにくい事を勇気を出して報告してくれたから。
C、練習に来てくれてありがとう。
なぜなら君が来てくれたからチームとしての
連携の練習をすることができるから。
〈当たり前〉と思われる行為に対しても感謝する事はできます。
これは【承認のピラミッド】でいうところの
存在承認になります。
このように簡単な言葉で行動承認、存在承認
(もちろん結果承認)もできる「ありがとう」は
最高のペップトークだと思いませんか?
あなたも当たり前と思える場面にでも是非
「ありがとう」を伝えてみてください。
今日も最後まで読んで下さりありがとうございました。