今日のテーマは
【相手に実力発揮させる声かけとは?】
です。
今回のコロナウィルスに関連して
大変な思いをされている方が
たくさんいらっしゃると思います。
そのお一人お一人に心よりお見舞い申し上げます。
7月よりセルフペップトークセミナー、
ゴールペップトークセミナーの内容が
バージョンアップします。
テキストも図や写真をより多く取り入れ
とても見やすく、理解しやすいものになっております
(自画自賛で申し訳ありませんが本当なんです!)。
変更点はいくつかあるのですが今日特に
お伝えしたいのはセルフペップトークセミナーで
《受容》のパートの図や説明が増えた事です。
ペップトークの内容は
・ポジティ語(ポジティブな言葉で)
・相手の状況を受けとめ
・ゴールに向かった
・短くて分かりやすくて
・人をその気にさせる
・言葉がけ
なのですが、これを
《受容⇒承認⇒行動⇒激励》
の4つのステップで相手に伝えます。
受容のパートは《相手の状況をうけとめ》
に相当するのですがここでは
励ましたい、応援したい相手が
・置かれている状況
・その時の精神状態などを受け入れる
ということをします。
例えば相手がこれから大事な試合や本番
(ピジネスであればプレゼンなど)
に臨む時に緊張していたらなんとか
実力を出し切ることができるような
声をかけてあげたいですよね?
ところが緊張している状態を
「(気持ちが)いっぱいいっぱい」
という表現をしたりしますが
どれだけ良い言葉をかけてもらっても
それが相手の中に入っていかないという事があります。
僕は柔道整復師という国家試験の実技試験直前
とっても緊張しガチガチになっていて
それに気づいた仲間が
「大丈夫、大丈夫。気楽にやれよ!」
「いつも通りやれば大丈夫!」
こんな風に声をかけてくれたのですが全くリラックス
できなかったという経験があります。
こんな状態の時に効果を発揮するのが
《受容》なのです。
先ほどの僕の例だと
「本番が近づいてくるとは緊張しちゃうよね。」
「僕もすごく緊張するタイプだからわかるよ。」
などのように相手が置かれている状況に共感したり
相手の精神状態を受け入れる言葉がけをします。
そうして「いっぱいいっぱい」の気持ちを
汲みとってあげることで心に少し余裕ができて
次の言葉が入っていきやすくなるのです。
僕もこのような声かけをしてもらえていたら
少しは緊張がほぐれていたと思います。
ちなみに先ほどの国家試験実技の時は
ガチガチに緊張したまま柔道の型の試験を
受けることになり、パートナーに多大な迷惑をかけて
しまいました。
受容には相手の気持ちをほぐすことや
次の言葉が相手に届きやすくする効用などがあります。
また信頼関係の構築にも受容は大切です。
前向きな言葉をかけるのはもちろん良いのですが
この受容のパートを加えることで
相手がどれだけ本番で実力発揮できるかの度合いが
変わってきます。
ぜひ受容を意識した声かけをしてみて下さいね。
もっと深く学んでみたいという方は各地でセミナーが
行われています。
各講師が楽しく、わかりやすくお伝えさせていただきますよ。
あなたのご参加をお待ちしております!
今日も最後まで読んで下さりありがとうございました。