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    前向きな言葉だけでは人は前向きになれない

    今日のテーマは

    【前向きな言葉だけでは人は前向きになれない】

    です。

     

    セルフペップトークセミナー冒頭ではいつも

    「ペップトークとは」

    というペップトークの定義を

    お伝えさせていただいています。

     

    その内容は

    ●ポジティ語(ポジティブな言葉)で

    ●相手の状況を受けとめ

    ●ゴールに向かった

    ●短くてわかりやすく

    ●人をその気にさせる

    ●言葉がけ

    という事です。

     

     

    この中で私たちが特に大切にしている事

    について書かせていただきたいと思います。

     

    例えばあなたにとても悲しく辛い出来事がおこって

    深く落ち込んでいる時に

    「そんな落ち込んでいる場合じゃないでしょ。

    前向きに頑張ろう!」

    と言われてもすぐに前向きになるのは

    難しいと思いませんか?

     

     

    前向きな言葉だけでは人は

    前向きになれないのです。

     

     

    私達ペップトーカーはそこをとても

    大切にしています。

    使う言葉はポジティブな言葉を使うとしても

    いきなり「前向きな言葉がけ」はしません。

     

     

    前向きな言葉の前にまず《相手の状況を受け止める》

     

     

    受容のパートとも言っていますが

    ここで相手が置かれている状況や

    相手の気持ちを受け止めるという事をします。

     

     

    相手が前向きな気持ちであればそれを受け止め

    辛い状況にあって落ち込んでいればその気持ちを

    汲み取ります。

     

     

    《斟酌(しんしゃく)》という言葉がありますが

    これにはお酒や水を汲み分けるという意味があり

    そこから相手の心情や置かれている状況を汲み取る

    という意味で使われます。

     

     

    大変な状況や辛い時に「いっぱい、いっぱいだ!」と

    表現することがありますがこの状態の時に

    どれだけ前向きな言葉や良いことを言われても

    心に入ってきにくいと思いませんか?

     

     

    だから《斟酌》が必要になってくるのです。

     

    悲しく辛い出来事がおこって深く落ち込んでいる相手には

    「そんな事があったんだ。それは辛いよね。」

    「それは悲しいね。私も同じ目にあったら落ち込んでしまうわ。」

    このような言葉で相手に寄り添います。

     

    あなたも前向きな言葉の前に《斟酌》を

    意識してみてはいかがでしょうか。