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    「頑張れ」がやる気を奪う?

    部下や後輩、お子さん、あるいは大切なパートナーが落ち込んでいる時。私たちはつい「頑張れ!」と声をかけますよね。
    でも、その瞬間。 相手の表情が、ほんの少し曇ったような気がした――。
    そんな経験、ありませんか?

    実は、この「頑張れ」という言葉、使い方を間違えると、温かいエールどころか、相手の心をポキッと折ってしまう「プッペトーク(やる気を奪う言葉)」になってしまうことがあるんです。
    今日は、本当に相手の心に届く「エールの贈り方」をお伝えします。

    なぜ「頑張れ」が、逆に重荷になってしまうのか

    想像してみてください。

    毎晩遅くまで残業して、家に帰れば家事に追われ、すでにクタクタ。そんな時に「もっと頑張って!」と言われたら――。

    きっと心の中で、こんな声が聞こえるはずです。
    「これ以上、どう頑張れって言うの…?」
    「私、もう十分頑張ってるんだけど…」

    そう、「頑張れ」は、相手が今まさに精一杯やっている時ほど、「あなたはまだ足りない」というメッセージに聞こえてしまうことがあるんです。
    応援する側に悪気はまったくありません。
    でも、言葉って不思議なもので、受け取る側の状況次第で、まったく違う意味になってしまうんですね。

    心に染み込むエールの3つのポイント

    では、どうすればいいのか?
    ペップトーク流の伝え方には、ちょっとしたコツがあります。それが、この3つのポイントです。

    【ポイント①】

    受容:まずは、今の気持ちをそのまま受け止める
    いきなり励ますのではなく、まずは「受けいれ、共感」から。
    × 「そんなことで落ち込まないで!」
    ○ 「今、本当にしんどい時期だよね」
    ○ 「あなたに仕事が集中して大変だよね」
    ○「あなたが苦労を重ねていることは知っているよ」

    相手の感情を否定しないこと。 まるで温かい毛布で包み込むように、「そうだよね」とまず受け止めてあげる。それだけで、相手は「この人はわかってくれている」と安心します。

    【ポイント②】

    承認:結果じゃなく、「プロセス」を認める
    次に大切なのが、頑張ってきた道のりや想に光を当てること。
    × 「次は結果を出そうね」「次は結果をだそうね」
    ○ 「ここまで一人で抱えてきたこと、すごいと思うよ」
    ○ 「諦めずに続けてきたって、それだけで立派だよ」
    ○「達成したいという想いが素晴らしいと私は思うよ」

    たとえ結果が出ていなくても、その人が積み重ねてきた努力や葛藤は、確かにそこにあります。それを言葉にして伝えてあげるだけで、相手の心には「自己肯定感」という栄養がじんわり染み込んでいきます。

    【ポイント③】

    激励:「あなた頑張れ」じゃなく、「私は〇〇だと思う」で伝える
    ・最後は、命令形の「頑張れ!」ではなく、「私」を主語にしたアイメッセージで。
    ・「頑張れ」を「応援」に変える
    × 「もっと頑張れ!」
    ○ 「私は、あなたならきっとできると信じてるよ」
    ○ 「私、あなたが挑戦してる姿を見て、いつも励まされてるんだよね」
    ○私は応援しているよ

    これ、実はすごく大きな違いなんです。 「頑張れ」は相手への命令ですが、アイメッセージはあなたの素直な気持ち。押しつけではなく、想いを届けるイメージです。
    また、「応援している」はあくまでもエールなので相手に届きやすいです。

    言葉ひとつで、誰かの「明日」が変わる

    もし今、あなたの周りに疲れ切っている人がいたら。 壁にぶつかって、立ち止まっている人がいたら。
    まずはこの一言を、そっと贈ってあげてください。
    「今日まで、本当によくやってきたね」
    そのひと言があるだけで、その後に続くどんなエールも、魔法のように相手の心に届くようになります。
    私たちは誰でも、誰かの「ドリームサポーター(夢の応援者)」になれるんです。



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    家庭でも、職場でも。 大切な人との関係が、パッと明るくなる――そんな変化を、ぜひ体験してみてください。

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    今日も最後まで読んで下さり、ありがとうございました。

     

    藤江 正直