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スポーツの現場で選手のモチベーションを上げて
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    心理的安全性と目的、ゴール

    前回は心理的安全性とペップトーク~言葉の力でチームを元気にする~という事で心理的安全性ついてや、ペップトークとの関係、心理的安全性を高めるためにペップトークをどのように使うのかについて書かせていただきました。

    今日はチームや職場の心理的安全性を高めるためのペップトークの使い方についてもう少し踏み込んだ内容を書かせて下さい。

    さて、ペップトークとは相手の本領発揮を促す言葉がけなのですが、その方向性というのも大切にしています。

    ペップトークは
    ・ポジティ語(前向きな表現の言葉)で
    ・相手の状況を受け止め
    ・ゴールに向かった
    ・短くて、わかりやすくて
    ・人をやる気にさせる
    ・言葉がけ
    なのですが、ここのゴールに向かったというところも大切にしています。

    なぜなら、相手が目指す方向性やレベルによってかける言葉も変わってくるので、ペップトークのセミナーではこのゴールについてもう少し詳細にお伝えさせていただいています。

    目的、目標、ゴール、ビジョン

    セルフペップトークセミナーでは目的、目標、ゴール、ビジョンについて以下のようにお伝えしています。
    目的:ゴールを達成すると得られるもの、何のためにそれをするのか?

     

    目標:ゴールまでのマイルストーン、目安

     

    ゴール:最終目標、到達地点

     

    ビジョン:ゴール達成時の五感で感じる感覚

     

    個人にとっても組織にとっても大切な事だと思うのですが、特に組織において、そこにいる人が同じ目的を持って同じゴールを目指しているということはとても大切なことだと思うのです。



    反対に、メンバーが違う目的やゴールに向かっていたらどうなるでしょう?
    例えば同じチームで
    Aさんのゴールは富士山山頂で目的は体力を付けるため
    Bさんのゴールはエベレスト山頂で誰も成しえなかった事を達成する

     

    このような状態ではゴール達成はかなり困難になる事は明白ですよね。
    更には目指すゴールやその目的が違うということが原因でミスコミュニケーションが増え、ひいては組織の心理的安全性の低下にも繋がってしまいます。

    目指すゴールによって言葉が変わる

    具体的な言葉がけでいうと
    試合で勝つ事がゴールの場合
    さぁ、いよいよ試合だ!
    皆身体の準備、気持ちの準備はできているな!

    お前達は今日までハードな練習を積み重ねてきた。その量、内容はどこにも負けない。
    この半年で皆驚くほど成長したんだ。

    それを信じて、勝つためには自分が何をすれば良いかを考え、全力でプレイしよう。

    俺たちで新しい歴史を作るぞ!


    試合で全力を出し切る事がゴールの場合
    さぁ、いよいよ試合だよ。
    始まる前って緊張するよね。
    僕も緊張しやすいタイプだったからよくわかるよ。

    でも緊張って頑張りたいっていう気持ちの現れなんだよ。
    それだけ君たちが本気になった証拠!
    君たちは今日まで一生懸命練習をしてきた。
    沢山の練習を積み重ねてきた。
    厳しい練習を乗り越えてきたんだ。

    今日はそれを出し切るための場なんだ。
    今、自分にできるベストパフォーマンスを発揮しよう。

    さぁ、いっておいで。

     

    このように目的や目指すゴールによって選ぶ言葉や温度感というものが変わってきます。

    目的ゴールの共有

    ですので、まずなんの為にそれをするのか?目指す到達点はどこなのか?いつまでに?どんなレベルを目指しているのか?などを明確にすることが大前提になり、ペップトークはそこに向かっていく為の言葉なのです。


    あなたが所属する職場やチームの目的、ゴールは明確になっていますか?
    それが組織内で共有できているでしょうか?
    今日の内容が参考になったら嬉しいです。

     

    今日も最後までお読み下さりありがとうございました!